過払い金請求後に新規で住宅や自動車のローンを組む際には、審査基準となる2つの項目が重要になってきます。
- 信用情報
- 属性(どういった人なのか)
住宅ローンを例に挙げると実際に審査基準自体が公表されている訳ではありませんが、信用情報自体にマイナスな情報があると、高い確率で審査には通りません。
信用情報
「信用情報」とは個人信用情報機構(JICCやCIC、KSC等)に、マイナスな情報が記載されていないかの審査になります。
ブラックリスト状態の人はもちろん信用情報にマイナスな情報があるということなので、新規の住宅ローンや自動車ローンには通りません。
また、ブラックリスト状態でなく信用情報に問題がなくても、他で借金をしていたりする場合は審査に通りにくくなるので注意が必要です。
現時点で借金がある人は返済の方を優先して取り組むべきですし、過払い金の請求などを行うことで完済することも可能です。
属性(どういった人なのか)
住宅ローン審査において信用情報と同じくらい重要になってくるのが、本人がどういった人間なのかという「属性」の審査になります。
具体的な審査項目としては
- 年収
- 雇用形態
- 勤務先
- 勤続年数
- 年齢
- 家族構成
- 結婚歴
- 世帯年収
- 持ち家の有無
などが該当します。
住宅ローン等の審査を行う側は本人がどのような人で、現在どのくらいの収入があって、どのくらいの借入があるのか等をみて実際にローンが支払えるか審査を行います。
信用情報に問題がなくても、本人の属性に何かしら問題がある場合は、住宅ローンや自動車ローンの審査はおりませんのでご注意ください。